「アインハード殿下を危険な目に――というか、迷惑をかけたんだもの。なにかお咎めがあってもおかしくないと思って。お兄様に聞いてもなにも教えてくれないし……」
「ええ? 体調不良なんて誰でもあることでしょう? そんなことでお咎めなんてあるわけないじゃない」
シャルロッテはそう言ってケラケラと笑っている。
「そっか……」
(そうよね)
わたしの頭の中で起こったこと――両親からアインハードの殺害を指示されたことは、他の人にはわかりようがない。ただの体調不良に見えてしかるべきなのだ。
「まあでも、妃選びからは数歩ぐらい遠ざかったかもしれないけどねっ」
「あ……うん、まあそうかもね」
返事をしつつ、わたしはついつい苦笑いを浮かべる。
学園からのお咎めはなくとも、王家はわたしをよくは思わないだろう。今後はアインハードにできるだけ近づけたくないと思われてもおかしくない。
「ええ? 体調不良なんて誰でもあることでしょう? そんなことでお咎めなんてあるわけないじゃない」
シャルロッテはそう言ってケラケラと笑っている。
「そっか……」
(そうよね)
わたしの頭の中で起こったこと――両親からアインハードの殺害を指示されたことは、他の人にはわかりようがない。ただの体調不良に見えてしかるべきなのだ。
「まあでも、妃選びからは数歩ぐらい遠ざかったかもしれないけどねっ」
「あ……うん、まあそうかもね」
返事をしつつ、わたしはついつい苦笑いを浮かべる。
学園からのお咎めはなくとも、王家はわたしをよくは思わないだろう。今後はアインハードにできるだけ近づけたくないと思われてもおかしくない。



