復讐の悪女になるはずが、天使系義兄からピュアな執着と溺愛で邪魔されてます!

「リビーのバカ! 心配したんだからねっ!」


 シャルロッテは顔をぐちゃぐちゃにして泣いていた。貴族の令嬢にあるまじき振る舞いだ。だけど、わたしはそれがとても嬉しかった。


「体は? もう大丈夫なの?」

「うん! 多分だけど、寮のベッドが合ってなかったみたい。実家で眠ったらすごく体調がよくなったわ」

「よかったぁ!」


 シャルロッテはまるで自分のことのように喜んでくれる。わたしは思わず目を細めた。


「ね……ねえ、わたしの処分がどうなったかシャルロッテは知ってる?」

「処分? なによそれ?」


 と、シャルロッテが首を傾げる。わたしは真剣な表情を浮かべながら静かに頷いた。