復讐の悪女になるはずが、天使系義兄からピュアな執着と溺愛で邪魔されてます!

「お兄様が気にすることじゃありません。わたしの自己管理不足ですから」

「言っただろう? リビーの体はリビーだけのものじゃないって」


 真剣な表情でゼリックが言う。と、わたしはあることに気づいた。


「お兄様、お仕事は? もしかして、ずっとわたしについていたんじゃ……」

「お休みをもらったから大丈夫だよ。それに、僕が離れたらリビーが眠れないと思ったから」

「そんな……」


 つまりこの二日間、ゼリックは片時もわたしの側を離れなかったのだろう。だからこそ、わたしは悪夢を見ることもなく、何時間も眠り続けることができた。だけど――。