「座るのも上手になってきたね。偉いよ、リビー」
ゼリックがそう言って、わたしのことをよしよしと撫でる。前世のわたしは享年十二歳でゼリックよりも年上だけど、褒められると普通に嬉しい。もっと撫でてと頭をつき出したら、ゼリックはわたしを抱きしめながら「いい子いい子!」と笑った。
ここに来てからの一ヶ月間、わたしはいろんなことを頑張るようになった。離乳食や寝返り、おすわりに加えて、ずりばいやハイハイの練習もしている。
早く自分の足で歩けるようになりたい。文字を学んで、自分で調べごとができるようになりたい。そしていずれは祖国の――お父様やお母様の敵を討ちたいと思っている。
そのためには、一分一秒だって無駄にするわけにはいかない。ということで、わたしは必死で離乳食に食らいついていた。
「はい、おしまい」
ゼリックは空っぽの皿をわたしに見せ、頭を優しく撫でてくれる。それから、侍女たちがわたしの口の周りを拭いてくれる様子を目を細めて眺めていた。
ゼリックがそう言って、わたしのことをよしよしと撫でる。前世のわたしは享年十二歳でゼリックよりも年上だけど、褒められると普通に嬉しい。もっと撫でてと頭をつき出したら、ゼリックはわたしを抱きしめながら「いい子いい子!」と笑った。
ここに来てからの一ヶ月間、わたしはいろんなことを頑張るようになった。離乳食や寝返り、おすわりに加えて、ずりばいやハイハイの練習もしている。
早く自分の足で歩けるようになりたい。文字を学んで、自分で調べごとができるようになりたい。そしていずれは祖国の――お父様やお母様の敵を討ちたいと思っている。
そのためには、一分一秒だって無駄にするわけにはいかない。ということで、わたしは必死で離乳食に食らいついていた。
「はい、おしまい」
ゼリックは空っぽの皿をわたしに見せ、頭を優しく撫でてくれる。それから、侍女たちがわたしの口の周りを拭いてくれる様子を目を細めて眺めていた。



