「殿下が一年生のときも、こちらで演習をしたんですか?」
「ああ。王立学園の伝統だからな。前回もこの辺りに魔法石が隠されていたんだ。思った通りでよかった」
アインハードはそう言って、懐かしそうに目を細める。
出発地点から三十分ほど歩いたところにある崖の近くの大きな木の幹の中を探ると、そこには魔法石が隠されていた。
「殿下のときはどなたとペアを?」
「ゼリックとは別の側近候補だ。安全面を勘案して講師陣が勝手に設定した」
「まあ、そうだったんですね」
もしも年上の女性だったら嫌だなって思っていたから、わたしは密かに胸を撫で下ろす。アインハードはそっと目を細めた。
「ああ。王立学園の伝統だからな。前回もこの辺りに魔法石が隠されていたんだ。思った通りでよかった」
アインハードはそう言って、懐かしそうに目を細める。
出発地点から三十分ほど歩いたところにある崖の近くの大きな木の幹の中を探ると、そこには魔法石が隠されていた。
「殿下のときはどなたとペアを?」
「ゼリックとは別の側近候補だ。安全面を勘案して講師陣が勝手に設定した」
「まあ、そうだったんですね」
もしも年上の女性だったら嫌だなって思っていたから、わたしは密かに胸を撫で下ろす。アインハードはそっと目を細めた。



