復讐の悪女になるはずが、天使系義兄からピュアな執着と溺愛で邪魔されてます!

「まったく、シャルロッテは感情の起伏が激しいんだから」


 喜怒哀楽がはっきりしていて、考えていることがすぐに顔に出る。だけどわたしは、そんなシャルロッテがとても好きだ。なにせ前世から換算してはじめての友達だし。なによりすごく可愛いじゃない?


「リビー、抜け駆けしないでね」

「……それは約束できないかなぁ」


 だって、復讐がかかっているんだもの。ここで決めずにいつ決めるっていう話じゃない?


「わたくしにもチャンスぐらいは与えてくれたっていいじゃない?」

「いやいや、わたしがこれまでどれだけのチャンスをお兄様に潰されたと思ってるの?」

「それは心から同情しますわ」


 すべての経緯(復讐のこと以外)をわたしから聞かされていたシャルロッテは、急に真顔になってわたしを見つめる。わたしは思わず笑ってしまった。