復讐の悪女になるはずが、天使系義兄からピュアな執着と溺愛で邪魔されてます!

 それまでは数日置きぐらいの頻度だったのに、ひどい話でしょう? おかげで、どれだけ寝てもスッキリしない。常に睡眠不足と疲労感と戦っている状況だ。


「大丈夫? 学園なんて行かずに眠ってもいいんだよ? 僕が側についているから」


 ゼリックがそう言ってわたしの両手をそっと握る。額を重ねられ心配そうな表情で瞳を覗き込まれると、ほんの少しだけ体が軽くなったような気がした。


(もしかして、浄化作用でも付いてるのかな?)


 ずっと神童だって言われてきたし、なにか神がかった力的なものを持っているのかも。そう思ったら楽しくなってきて、わたしは静かに目を細めた。