「ありがとうございます、お兄様。けれど、そろそろ妹離れをしてください。そういった言葉は恋人や婚約者にかけるべきです」
まあいいか、まだいいかとシスコン卒業を先送りにして早数年。これ以上は引き延ばせない限界まで到達しているとわたしは思う。
「リビーから離れるなんて一生無理だと思うな。僕からの称賛の言葉を他の女性に贈ることも一生ないよ」
ゼリックはそう言ってわたしの額にキスをする。……うん、確かに今のままじゃ無理そうだ。シスコン拗らせてるもの。
(だけど、ゼリックには無理でもわたしは違う)
アインハードとの婚約が決まってしまえばそれで終わり。学園卒業と同時に城に移り住んで、王家への復讐計画を決行する。そうすれば、ゼリックがどんだけ離れたくないって言っても無駄だもん。
まあいいか、まだいいかとシスコン卒業を先送りにして早数年。これ以上は引き延ばせない限界まで到達しているとわたしは思う。
「リビーから離れるなんて一生無理だと思うな。僕からの称賛の言葉を他の女性に贈ることも一生ないよ」
ゼリックはそう言ってわたしの額にキスをする。……うん、確かに今のままじゃ無理そうだ。シスコン拗らせてるもの。
(だけど、ゼリックには無理でもわたしは違う)
アインハードとの婚約が決まってしまえばそれで終わり。学園卒業と同時に城に移り住んで、王家への復讐計画を決行する。そうすれば、ゼリックがどんだけ離れたくないって言っても無駄だもん。



