復讐の悪女になるはずが、天使系義兄からピュアな執着と溺愛で邪魔されてます!

(ゼリックだ!)


 なんでか、絶対そうに違いないって思った。
 わたしは急いで下に降り、ドアを開ける。


「リビー、ただいま!」


 その瞬間、ふわりとゼリックに抱きしめられて、わたしは思わず笑ってしまった。


「もしかして、足音でわたしだって気付いたの?」

「そうだね……それもあるけど、リビーが僕に会いたいと思ってくれてる気がしたんだ」

(なんだそりゃ)


 もしもわたしじゃなかったらどうする気だったんだろう? でも、多分ゼリックは間違わない。わたしのことなら絶対。……そんな気がする。