復讐の悪女になるはずが、天使系義兄からピュアな執着と溺愛で邪魔されてます!

「同じクラスなのよ。……そうだわ。せっかく来たのだから、わたくしがゼリック様のところに連れて行ってあげる」

「えっ!? でも、これからお出かけされるんですよね?」


 両手を広げて首を横に振ると、フランソワーズ様はわたしの手をギュッと握った。


「いいのよ。こちらのほうがよほど楽しそうだから」

「そ、そうですか? でしたら、お言葉に甘えて……」


 戸惑いつつも、わたしはフランソワーズ様のご厚意に甘えることにした。