鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜

鏡の世界は鏡なだけあって私の部屋も左右反対になっている。




「どうですか?アキ様
鏡の世界は。」




「左右反対なになってますね。


んっ、なんで、アキ様?」




「なんとなく。」




「俺が行きたいところがあるんだ。ついてきて。」




私もハルについていくでもいつもの町とただ左右反対になってるだけでも全然違う。いつも曲がるところで反対に行ったりするから。
感覚がバグってしまう。




そんなこんなでハルの目的地に着いたらしい。




「ここが俺の目的地。」




「ねえ、俺のこと思い出さない?」




ハル。私はハルと幼なじみだったってハルからは聞いてるけど、思い出せないよ。ハル。
私、ハルみたいなイケメンの人、そんなに見たことがない。話したことがあったら絶対に思い出す。



「ついてきて。」



まるで最後の手段を出すような顔をして私を神社の裏の方の広場に連れてきた。




「俺たち、よくここで遊んでたんだよ。」




「そんなの、知らないよ。」




「なぁ本当に、俺のことわかんないのか。忘れちゃったのか。」




ハルはすごく震えた声で顔は青ざめてる状態で聞いてきた。



「私とハルは幼なじみだったのかもしれない。でも今私はハルのことを知らない。」



「なぁ俺、ここの階段で、■■■■■■■■■■」




ハルが、何かを言っている。なのに私は、体がまるでその話してることを拒絶しているみたいで、ハルの言っていること、聞こえなかった。
それどころか頭が痛くなってきて、私はいつの間にか倒れていた。