(俺)と「私」の諸事情

父親に続いてタクシーに入る。

父親が行き先場所らしき物を言いタクシーは出発した。

ふぁぁ。ねっむ。
飛行機では寝れた。その前に家でも寝た。
けれど、一ヶ月弱の睡眠量を取り戻すにはまだ不十分だ。

ちょっと寝ちゃおうかな。

背もたれにからだを預けて目をつぶったら、ふわぁと眠気がやってきて意識はぷつり、と消えた。

———

「起きろ、着いたぞ。」

父親の声が聞こえて目を覚ました。

だんだんと意識がはっきりしてきて...あ、日本に帰ってきたんだっけ。
ここはタクシーだ。

起き上がると、もうタクシーは止まっていて左側には開いているドアが見えた。

運転手に「ありがとうございます」と伝えて開いたドアから外に出る。

するとタクシーはすぐ発進していつの間にか見えなくなっていた。