(俺)と「私」の諸事情



…なんてマイナス思考してたらいつの間にか部屋に着いてしまった。

俺、ここで女子と過ごすんだよな。

ふぅっ、と浅い深呼吸、いや浅いから深呼吸じゃないか。改めて、息を吐いてガチャ、とドアを開けた。

そして靴を脱ぐ。2つ靴があったからルームメイト来てんのか。

玄関を上がってリビングらしきところには...3つの同じベットが並んでいて、そのベットの上に2人の女子がいた。

1人は黒髪ロングをハーフアップにして白色のシュシュで止めている女子。
第一印象は『お姉さん』。もしアイドルグループで例えるならグループの大人っぽいお姉さん存在だ。

もう1人は金髪の髪を高い位置でポニーテールにしている強気そうな女子。堂々としていそうだ。

とりあえずなんか話した方がいいよね。

「ええっと、わ、私は白雪晴です。」

自分の名前を言って頭を下げる。
それに続いて名前を言ってくれた。

「わたしは屋城瑞稀(やしろみずき)。よろしくね。」

黒髪ハーフアップの女子は瑞稀ちゃん。

「うちは榊瑠愛(さかきるあ)。よろ。」

金髪ポニーテールの女子は瑠愛ちゃんか。