【完結】Dressyに恋をして

何度もCdBDのメンバーで話し合い決めたのだ。

どうか、上手く行きますように…

後は洋服を店舗に並べ、カフェの厨房調理師やカフェのウェイトレスやウェイターを配置すれば完了だ。

私たちは一層慌ただしく動き回った。

「サテンとレースのアシンメトリーワンピースはもっと前面に出して下さい!」
「ウェイトレス、揃った!?」
「このブラウス皺がよってるわ!
アイロンかけて!」
「ホットコーヒーの温度が低いですよ!
もっと温かくないと!」

そんなこんなで、オープン前日を迎えた。
もう、後は神に祈るだけである。

私が居残りして、最終チェックを行なっていると…

「まだ居たのか…?」

「あら、社長?」

「俺も仕事が立て込んでてな。
でも、お前にゃ負けたよ。」

社長は私のデスクに缶コーヒーを置いた。

「ありがとうございます。」

「明日の準備は万端?」

「えぇ、のはずですが…」

「このカフェショップは俺の、いや、俺が昔好きだった人の夢なんだ。
頼むぞ。」

え…?
ズキリと胸の奥が痛んだ…

昔、好きだった…人…?

「そ、そ、そうなんですか!
と、とにかく最善は尽くします!」

私は取ってつけたような返ししか出来なかった。

♦︎♦︎♦︎

翌朝、CdBDに向かうと…

ショップ店員とカフェ店員達が困り顔で私を待っていた。

「どうしたんですか!?」

「それが…