「姉は……従兄弟なら結婚出来るのだからと、僕と結婚すると言い出していて……僕は引き取られてからとても憂鬱でした。昨夜にも僕に結婚するなと言い出し、黙って列席するか国に帰るかという話になっていたんですが……シェリルがここに来てくれて、助かりました。僕を救う天使。いつも感謝しています」
ノアが安心するようにほっと息をついて、私の頭の中には疑問符で溢れていた。
「私が来て……助かったの?」
「ええ。姉は僕のことを異常に執着していて、さっきは結婚するなら殺すと刃物を出したところだったんです。ふと何かに呼ばれた気がして見れば、そこにシェリルの姿が」
「まあ!」
刃物ですって! しかも、義弟であるノアに懸想して……!? 信じられないわ。嘘でしょう。
とんでもない話を聞いて、口を両手で押さえた。私の護衛騎士たち……あれは寄り添っているように見えて、あの彼女を捕らえているんだわ!
「……そうなんです。僕はあの姉の支配から、幼いころから逃れたかった。シェリルとの縁談が来て、ようやく逃れることが出来て……本当にありがとう。シェリル。君はいつも僕を救ってくれる天使だ」
ノアが安心するようにほっと息をついて、私の頭の中には疑問符で溢れていた。
「私が来て……助かったの?」
「ええ。姉は僕のことを異常に執着していて、さっきは結婚するなら殺すと刃物を出したところだったんです。ふと何かに呼ばれた気がして見れば、そこにシェリルの姿が」
「まあ!」
刃物ですって! しかも、義弟であるノアに懸想して……!? 信じられないわ。嘘でしょう。
とんでもない話を聞いて、口を両手で押さえた。私の護衛騎士たち……あれは寄り添っているように見えて、あの彼女を捕らえているんだわ!
「……そうなんです。僕はあの姉の支配から、幼いころから逃れたかった。シェリルとの縁談が来て、ようやく逃れることが出来て……本当にありがとう。シェリル。君はいつも僕を救ってくれる天使だ」



