おひさまからのラブレター

「ええ。あなた様が西のカーテンを閉めてお休みになるとき、入れ替わりに空の階段を登ってこられるのです」

 フクロウからの話に、おひさまは、目を丸くしていました。

 自分の帰った暗い空に、自分と同じような存在がいたことを、それも自分にはない「静かな強さ」に惹かれます。

 フクロウが「私も帰って寝るとします」そう告げて帰るのを、おひさまは慌てて聞き直します。

「どうすれば会えるのでしょうか」

 フクロウは困った顔で考えます。

「そうですね。あなた様が沈む時、そっと空を覗いてご覧なさい。きっとおつき様を見かけることができますよ」

 フクロウは大きなあくびをすると、再び家路を急ぎました。