おひさまからのラブレター

 そんなフクロウに、おひさまは、申し訳なさそうに話しました。

「今、コウモリさんが眠そうに飛んでいたのですが、それにフクロウさん。あなたまで一体どうしたんです。そんなに大きなあくびをして」

 フクロウは訳を、昨夜の美しいひと時を、語り始めました。

「昨夜は森の虫たちと、夜な夜な歌い明かしていたのですよ」

「へっー。歌をみんなで。でも、そんな真っ暗で何も見えない中、どうしてそのような場所で歌を?」

 おひさまが驚くと、フクロウは憐れむように、けれど優しく笑いました。

「おひさま、夜は決して死んだような闇ではありませんよ。昨晩も、あの方。おつき様が、あまりにも優しく照らしてくれるので、その清らかな美しさに、私たちは酔いしれていたのです」

「おつき様……? 照らす……?」

 おひさまは、生まれて初めて聞くその名に、胸が震えるのを感じました。