私の従者は…

「僕はねぇクイズ大会とかがいいと思うんだ」
「クイズ大会?」
「うん。僕達が全面に出る企画が良いなら正解者プレゼントとかをさぁ僕達の秘蔵写真とかにして渡すの」
「私達は売り物ではないんですよ」
希咲羅ちゃんが悠真くんを諌める。
「お嬢様は何がいいと思いますか?」
突然、伊織が聞いてきた。
「確かに会長の案も聞きたいです」
みんながそれに同意して私の答えを待っている。
「私は…」
そう言ってしばらく考える。
「例えばですけど希咲羅ちゃんは書道部でしたよね?」
「はい。そうですが…」
「それなら美璃ちゃんの演奏の案と希咲羅ちゃんの書道を合わせて皆さんに見て頂くのはどうでしょう?それなら私達が全面に出ますし売り物にもならないと思うのですが…」
「いいですね!その案でいきましょう!」
女子が私の案を押す。
「お嬢様が言うのなら」
「確かに良さそう」
「あっでも本格的に書道ができるのは私しかおりませんでしょう?せめてもう1人くらいいればいいのですけど…」
「それなら伊織ができますね」
「えっ?いや…でも…」
「先生にもよく褒められているでしょう。私知っているんですからね」
「それなら伊織さんに決定ですね」
美璃ちゃんが意気揚々と言う。