私の従者は…

翌日。案の定あまり眠れなかった。
「お嬢様、おはようございます」
起こしに来た伊織はいつもと変わらず私はショックを受けた。
(昨日あんな事言っておいて…なんで普通なの!)
顔をじーっと見つめてもケロッとしている。
「私の顔になにかついていますか?」
(私の顔になにかついていますか?じゃないわよ!こっちはこんなにドキドキしてるのに…)
「いいえ。なにも」
私も努めて平然とする。
ダイニングで3人でご飯を食べて親は仕事に私は大学へ向かう。 
時間ギリギリに着くように調整され良いと言っても私が席に座るまで一緒にいる。
警戒しすぎているような気もするがなにを言ってもあまり効果がない事は分かっている。
仕方なく受け入れ目の前の事に取り組む。今日は本格的に授業の組み方についての説明やサークルなどに関しての説明もある。
今日は説明が昨日より早めに終わってこれから各サークルの説明を聞きに行く。サークルに入るかどうかも迷っているような自分にとってはありがたい。しかも希咲羅ちゃんと聞きに行くと約束している。久しぶりに会える。楽しみだ。