私の従者は…

そうして手を振り悠真くんは旅立った。
「ではカフェに向かいましょうか?」
「はい」
「希咲羅ちゃんも車?」
「ええ」
「では美璃ちゃんは希咲羅ちゃんの車に乗って。乗ったことないでしょ?」
「はい」
「希咲羅ちゃんの車もすごいわよ。では現地で」
そう言って各々車に乗りカフェへ向かった。
事前に伊織が予約を取ってくれてあまり待たされずゆとりのある席に案内された。
「いらっしゃいませ。こちらメニューになります。お決まりになりましたらお呼びください」
店員さんが離れると美璃ちゃんが教えてくれた。
「これですよこれ。今人気なの」
「そう。じゃあこれにするわ」
「私も頼んでみます」
「じゃあ私はこれで」
「分かりました。では私がまとめて注文します」
「ありがとう」
「ありがとうございます」
伊織が全員分をまとめて注文してくれて雑談をしながら待つ。
「お待たせいたしました」
全員分の注文したものがテーブルに置かれると私達は食べ始めた。
人気というだけあってSNS映えするような見た目だった。
「美味しいわね」
「はい」
味も美味しかった。
「それにしてもこういう所に来たの久しぶりだわ」
「なかなか来ないんですか?」