私の従者は…

「ええ。そうね」
「お嬢様、車が到着したようです。そろそろ」
伊織にそう言われ先生に最後の挨拶をする。
「ここまで来れたのは本当に先生のおかげです。3年間ありがとうございました!」
「いいえ。私も皆さんと離れるのはとても寂しいですがそれぞれの道に行っても頑張ってください」
「はい。ありがとうございます」
と礼をして生徒会室を出た。
それから伊織と女子3人は同じ車に乗り込んだ。
「すごい車ですね」
「美璃ちゃんはこの車に乗るのは初めてでしたわね」
「はい」
「そもそもこういう車、ドラマでしか見た事ありません」
「確かにドラマはこういう車が多いですよね」
「皆さん無理しないで少し休んでください。着いたらお教えしますから」
伊織がそう声をかけてくる。
「確かに疲れたわね。私、気が利かなくてごめんなさい。ついみんなといると喋ってしまうわ」
「いえいえ全然。会長と話すのは楽しいです」
「本当?ありがとう」
「むしろ今日はアドレナリンが出て寝るのは難しそうです」
「でも寝不足はお肌によくないわ」
「そうですね」