私の従者は…

「もういらないのに…クローゼットだってもういっぱいでしょ」
「うふふっ。旦那様もかわいいお嬢様のために色々プレゼントしたいんですよ」
「あっそういえば今度希咲羅ちゃんのお家でお茶会をする事になったの」
「あらそうですか」
「何か手土産があった方がいいわよね?」
「でしたらお菓子はどうでしょうか?手作りが良ければお手伝いします。それか今話題のお菓子屋さんもありますが買ってきてもらいますか?」
「そうね。それはどこなの?」
と話している時ノックが聞こえた。
「お嬢様。伊織です。お着替えは終わりましたか?お茶をお持ちしました」
「ええ」
返事をすると伊織がワゴンを押しながら部屋に入って来た。その上には湯気が立ち上る紅茶とお菓子が乗せられていた。
「なんのお話を?」
「今日希咲羅ちゃんがお茶会に誘ってくれたじゃない。それの手土産について話していたの。それで琴ちゃんがお菓子はどうかって。今話題のお店があるんですって」
琴ちゃんとは琴葉のあだ名だ。2人の時だけ呼んでいるが伊織は特別なのでそのあだ名を使った。
「どこですか?私が買ってきます」
「なぜ?」
「その茶会には私も招待されていますし私が買った方が良いと思います。後でお店教えてください」