「その」悪徳令息侮るべからず

教室に着くなり僕は大きなため息をついた。朝から疲れた、、、やれやれ
「おはよう、ラムテラスくん」
「ん、、、?あぁ久留美おはよう」
「ラムテラスくん大丈夫?風邪治ったの?」
「熱は下がったし大丈夫。心配してくれてありがとう」
「あ、あのね私ラムテラスくんのためにお菓子作ってきたの。風邪の後だから胃に負担のかからない砂糖控えめの、、、受け取ってくれる?」
あまりお菓子は好きじゃないのだが「今の」彼女の優しさを無碍にするのもなぁ
「ありがとう、貰うね」
「うんっ」
タタっと久留美は友達の元へ走って行った
「ラムテラスくんお菓子受け取ってくれた!」
「良かったじゃん久留美。でもラムくんはあんたの彼氏でしょ!堂々としなさいよ!」
「、、、でもラムテラスくんとは契約上の彼女だしそれに卒業したら終わっちゃうんだもん、、、」
「久留美、、、」
そう、僕と久留美は契約上のカレカノとなった。それが彼女の願いだったから、、、

「僕と付き合いたい?それが君の願い?」
「うん、、、ダメ、、、かな?」
「別にダメではないけど、、、僕の人生の半分を縛るんだ。対価は高くつくよ」
「、、、じゃあ条件付きで。卒業までの関係で、対価は未発売の新作ゲーム機の無料譲渡あとウチの資料なんでも持っていく!でどう?」
正直対価が魅力的すぎた。あとアーリャは来ないだろうという僕の思い込みでこの願いを了承してしまったのだ

そして今に至る。大事件だ、アーリャが来るなんて!!「早めに契約のこと話しておかないとな、、、アーリャに」