「その」悪徳令息侮るべからず

次の日学校に着くと早速マオが龍弥に話しかける。
「なぁ龍弥んちってどんな感じ?」
「え?俺ん家?結構広いよ、一人っ子だし」
続いてマリアもその会話に加わる。
「龍弥くんの家って広いんだ!ねぇ突然なんだけど、、、龍弥くんのお家泊まらせてくれない?」
「ええっ?マリアちゃんが?」
「うち、、、両親が出張で帰ってこないの。だから1人は寂しくて、、、だめ?」
「ちょっちょっと待って!!」
龍弥がマオを引っ張って物陰にいく。マオがバシッと龍弥の背を叩く
「やったな!!龍弥っ好きな子とお泊まりデートじゃん!!もうこれ両思いだろ!」
「やっぱマオもそう思うか!?」
「もうわかるもん!思い切って受けてみろ、告白上手くいくかもしれないぞ?」
「でも2人っきりは、、、あっマオ!!お前も着いてきてくれ!頼む!!!」
「えっ!?えーと俺、、、」
マオがチラリとこっちを見る。僕はコクリと頷いた。2人の方がリスクは少ない。
「分かった。友達としてついていってやる」
「まじっ!?センキュー!!」
あとはアイツらに任せよう。期待した分返してもらうぜ
〜龍弥の家〜
私、マリアとマオは龍弥くんの家に泊まりにいくことになった。しっかり仕事するから任せてね、ラム!
「ピンポン押せばいいのかな?」
「多分な」
私はインターフォンを押す。するとすぐ玄関のドアが開いた。
「いらっしゃい、マオ!マリア!」
「お邪魔します、龍弥くん!」
「よっ!お邪魔します」
「どうぞどうぞ、入って」
龍弥くんの家に無事上がり込めた私たちはしばらくゲームやテレビを見て過ごした。あっと言うまに夜になる
「あーもうこんな時間か、、、風呂入れてあるけどどうする?」
お風呂か、、、なら龍弥くんに先に入ってもらってその隙にある物を探して離脱する!!
「私後でで大丈夫!!」
「俺も〜先入ってきたら?」
「そうか。じゃっお言葉に甘えて」
龍弥くんが居なくなって1分経ってから私たちは部屋を探し出した。棚にも引き出しにもタンスにもない、、、!
「一体どこに隠したのっ、、、!?」
「こっちにもないや、どこなんだ!?」
しばらく探していると鍵付きの引き出しを見つける。
「マオ!!これっ」
「ん?あぁちょっと待って、、、おしっできた!!」
中に入っていたのは小さいマイクロチップだった。これがラムの言っていたやつか、、、
「マオ見つけた。早く戻」
「なにしてんの?」
いきなり声をかけられびっくりして固まってしまった。この声は龍弥くん、、、
「な、何って、、、別に何も?」
「へーマイクロチップ何に使うの?」
「!!??」
「マオまで一緒になってさ何する気だよ」
「、、、逃げるんだっマリア!!!!」
!!まずいっ私は素早く窓に手を掛けたが龍弥くんに手首を掴まれ身動きが取れなくなってしまった。
「マリア!!!ぐっ」
「マオ!!」
マオは私を助けようとして黒ずくめの男に蹴りを入れられ膝をつく。どうしたらいいの!?
「そいつらは俺の護衛だよマリア、、、君は俺と過ごしてもらう」
「やだっ!!助けて誰か!!!」
その瞬間窓を割って誰かが入ってきた。、、、、、、嘘来てくれたの、、、?
「ラムテラス!!!!」