「ほんっとありえない!」
「話くらい合わせられへん?」
放課後。
私と緋暮は肩を押し合いながら、大きな橋にやってきた。
「いい? カップルって言ってもフリだからね!」
「こっちの台詞や」
睨み合った私たちは大きくため息をつき、九字を切る。
「【臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前】」
杖や刀は出さず、橋の手前で(嫌々)腕を組んだ。
「ワァー……デート、タノシイネー」
「照れとんの? かわええな、このこのっ」
隣の緋暮に頬をツンツン、いやグイグイ押される。
側からはカノジョにちょっかいをかけているカレシに見えるかもしれないが、間違いなくカレシの指の圧ではなかった。
「緋暮こそ今日もカッコイイよ!(顔だけ)」
「いだだだだ」
お返しとばかりに、組んでる腕を本気で締めてやった。ギリギリと音が鳴る。
「……椿ちゃん細いから、風で落っこちそうで心配やわぁ(このアマ、橋からド突き落とすで)」
ぐぐっと、橋の方に押される。
ちょっと、本当に落とす気じゃないでしょうね!
その時川が渦を巻き、中から着物の女性が飛び出してきた!
『カップル、許サ、なイ……!』
「!?」
「やっとお出ましや」
「なんかキレてない!?」
橋姫は、尋常じゃない怒りのオーラを纏っていた。
だけど、出てきたならこれ以上嘘つく必要もない。
「ごめん、私たちカップルじゃないの!」
「は?? んん、何言うてんのかな〜?? 僕らイチャイチャラブラブベタベタドロドロカップルやんなぁ?」
「ドロドロはダメでしょ、じゃなくて!」
「話くらい合わせられへん?」
放課後。
私と緋暮は肩を押し合いながら、大きな橋にやってきた。
「いい? カップルって言ってもフリだからね!」
「こっちの台詞や」
睨み合った私たちは大きくため息をつき、九字を切る。
「【臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前】」
杖や刀は出さず、橋の手前で(嫌々)腕を組んだ。
「ワァー……デート、タノシイネー」
「照れとんの? かわええな、このこのっ」
隣の緋暮に頬をツンツン、いやグイグイ押される。
側からはカノジョにちょっかいをかけているカレシに見えるかもしれないが、間違いなくカレシの指の圧ではなかった。
「緋暮こそ今日もカッコイイよ!(顔だけ)」
「いだだだだ」
お返しとばかりに、組んでる腕を本気で締めてやった。ギリギリと音が鳴る。
「……椿ちゃん細いから、風で落っこちそうで心配やわぁ(このアマ、橋からド突き落とすで)」
ぐぐっと、橋の方に押される。
ちょっと、本当に落とす気じゃないでしょうね!
その時川が渦を巻き、中から着物の女性が飛び出してきた!
『カップル、許サ、なイ……!』
「!?」
「やっとお出ましや」
「なんかキレてない!?」
橋姫は、尋常じゃない怒りのオーラを纏っていた。
だけど、出てきたならこれ以上嘘つく必要もない。
「ごめん、私たちカップルじゃないの!」
「は?? んん、何言うてんのかな〜?? 僕らイチャイチャラブラブベタベタドロドロカップルやんなぁ?」
「ドロドロはダメでしょ、じゃなくて!」
