【完結】天才弁護士の溺愛ミステリー

帰りの車の中、私は宇賀神先生から襲われている。

「何ですかっ!
その手は!
僕たち付き合ってるんでしょ!」

近づいてくる宇賀神先生の顔を、私は必死で跳ね除けようとする。

「今さっき付き合ったばかりじゃ無いですか!
手が早すぎます!」

「キスぐらいさせてくださいよ!
カマトト女!」

「何ですって!?怒」

「いや、今のは失言ですが…
良いじゃないですか、キスくらい…」

しょんぼりして言う先生。

「ダメです!
お試し、なんですから!」

「いつまでお試しなんですかっ!?」

「しばらく、ですよ!」

「はぁ…
ガキの相手は疲れますね…
もう良いです…
その代わり、明日デートしませんか…?」

「デート…?」

「僕たち付き合ってるんです、よね!?」

「分かりました、行きますよ。」

「よろしい。」

「でも、デートってどこに行くんですか?」

「青山に美味しいカフェがあるんですよ。
ブラブラ散歩した後、一息つきましょう。」

コーヒー好きの宇賀神先生の好みは一貫しているようだ。

そして、初デートが決まった。