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放課後、ユーレイが出るという三丁目の公園の先にある交差点に来ていた。
この辺りは人通りが少なく、街灯も少ないので夜になるとかなり暗い。
つまりコワイ。
明るいうちに早く帰りてー!!
「ねぇねぇ夕季、何もいないけど?」
ウッキーがキョロキョロしながら言う。
「もうちょっと待ってみようぜ。何か出るかもしれない」
何かってなんだよ! 何も出るな!
「ウワサによると、くもりの日の夕暮れ時に出るらしい」
「今、くもってる」
八雲は空を見上げている。
「てゆーか、雨降りそう」
「えーっ! 傘持ってきてねーよ!」
「家出る時、お母さんが傘待っていけって言ってたよ」
「オレは知らん」
しめた! 雨が降りそうならとっとと帰るしかない!
「なあ、何もなさそうだしもう帰ろうぜ。雨が降る前にさ」
「そうだね。夕季、ボクの傘には入れてあげないからね」
「ケチくさいこと言うなよ、雨季。けどマジで何もなさそうだし、帰るか」
よっしゃあ!!
心の中で思いっきりガッツポーズした。
案外ユッキーがすんなり帰ると言ったのでよかった。



