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ある日、公園に行ったら虹架ちゃんがいなかった。
今日は何か用事があったか、塾に来れないのかな?
気になりつつも、オレは一人で四葉のクローバーを探していた。
「あったーー!!」
葉っぱが一、二、三、四枚ある!
やっと、やーーっと見つけられた!
初めて自分の力で見つけたクローバーは、ものすごくかがやいて見えた。
「虹架ちゃんにわたそう!」
オレは軽くスキップしながら塾へ向かう。
六年生のクラスにのぞいてみると、はじっこの席で虹架ちゃんが何かを一生懸命に書いていた。
「虹架ちゃん!」
「わっ、雷斗くん」
虹架ちゃんはびっくりして顔を上げる。
虹架ちゃんの隣の席はまだ誰も座っていなかったので、座らせてもらった。
「昨日は公園に来なかったね。どうしたの?」
「あ、実は今日テストなの。だから早めに来て予習してたんだ」
「えらいね」
ちゃんと予習してるんだ。
オレなんて直前にパラパラーってノート見直すくらいしかしたことないや。
「今日こそ四葉のクローバー見つけてゲンかつぎすればよかったのに」
「テストは自分の力でがんばりたかったの」
まじめなんだな、虹架ちゃんは。
「雷斗くんは? どうしたの?」
「実はね……」



