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翌日、サッカー部の朝練があるから早朝から登校していた。
ちなみに雷斗も一緒だ。
ついてくんなって言ったけど、俺に取り憑いてるから否が応でもついてきてしまうらしい。
「お前、あんまり話しかけるなよ」
『わかってるって。それにしても学校かぁ』
雷斗はなんだかしみじみと校舎や校庭をぐるりと見渡していた。
ちなみにうちの中学はフツーの公立中学だ。
『なんだか懐かしい気がする』
「なんか思い出せたか?」
『なーんにも』
ひょっとしたらうちの中学出身かも、と思ったがどうやらちがうようだ。
今日の朝練はドリブル練習中心だった。
コーンが並べられているコースを、上手く交わしながらボールを蹴る。
そしてそのままゴール! ……とはいかず、明後日の方向に飛んで行ってしまった。
『晴真の下手くそ〜』
「うるせえっ」
飛んで行ったボールを追いかけていくと、
「あ、小日向くん! おはようっ」
「にじ……真白さん!」
うおお、まさか虹架ちゃんと会えるなんて!
やばい、めっちゃうれしい。
虹架ちゃんはボールを拾って渡してくれた。
「朝練? がんばってね!」
「あ、ありがとうっ」
ああ、今日もかわいい……。
虹架ちゃんの笑顔を見てると癒される。
ものすごいパワーをもらえて、今ならシュート何発でも打てそうだ。



