泡のような世界で君と恋をする

扉が閉じる。

静かすぎる空間で、私はひとり立ち尽くす。

(……そっか)

守られている。
でも、迎え入れられてはいない。

それが、この国での
**“人間としての立場”**なのだと、理解してしまった。

胸の奥が、じわりと痛む。

(……私、ここにいていいのかな)

共鳴はない。
答えもない。

ただ、取り残された感覚だけが残る。