泡のような世界で君と恋をする

「……反応しているな」

低く、感情のない声。

影の中から、白い存在が姿を現す。
私ではなく、床の紋様と拘束具を観察するように視線を向けた。

「位置が、外に伝わった」
「共鳴だ」

私は、息を呑む。

「……共鳴……?」

「同質の力が、互いを探し当てる現象」
「王家に刻まれた感覚と、君の存在が噛み合った」

胸の奥の熱が、強くなる。

「……じゃあ……」