泡のような世界で君と恋をする

「……誰にも言わない」
ミルルが言った。

「4人だけの秘密な」
カインも続く。

「約束だからな」
セリオも、真剣な声で。

「……ありがとう」

胸の奥が、少しだけ温かくなった。

それから、私は一人で入浴場を後にした。

身支度を整え、静かな海を歩く。
目的地は、あの暗い森。

「……ここだ」