泡のような世界で君と恋をする

ふぁ〜……。
小さく欠伸をしながら、私は目を覚ました。

「よし、起きよう」

身体はもうだいぶ慣れてきた。
でも、気になっている場所がある。
――あの、暗いところ。

行ってみたい。
そう思った瞬間、胸の奥が少しだけざわついた。

……でもその前に。

服、ずっとこのままだ。
お風呂にも入ってないし、着替えもない。

「どうしよう……」

さすがにこのままは落ち着かない。
……頼れる人は、一人しか思い浮かばなかった。

「ルシアに、頼むしかないよね」

そう言って、私は彼の元へ急いだ。