もう一回言って

涼ちゃんはわがままとも言ってたけど、その分すごく………。

「ね、涼ちゃん!チョコケーキ買ってきたよ!一緒に食べよ?」
私が言うと、涼ちゃんは顔をくしゃっとさせて笑った。
「食べる。てか、用意周到すぎ!」

その後、涼ちゃんはケーキを取り分けてくれたり、紅茶を入れてくれて、今日の主役なのにほとんどやってくれた。

「おいし~!!」

二人で椅子に座り、チョコケーキを口に入れた瞬間、涼ちゃんよりも先に反応してしまった私。

「だな!ありがとな、未桜」

「んへへ!涼ちゃん、好きだもんね、チョコ」
「おぅ。近くのケーキ屋だろ?あそこ、チョコケーキは甘くなくて美味い」

チョコの美食家だね!

二人で食べるケーキはすごく美味しくて、甘くないはずなのに、今までで一番甘かった。

「「ごちそうさま」」

蓮ちゃんの分を残して完食し、ソファに座る。

「もう食べれねーな」
「ね!お腹いっぱい~」