言葉をさえぎって否定される。
「だから―」
ダイニングの椅子に座って黒崎と向かい合わせになり、一通りの話を聞いた。
「なるほど。未桜は母子家庭だったんだな。俺、付き合ってたのにそんなこと全く知らなかった」
「フン。未桜が言わなかったんだろ?大切な人にほど嫌われたくないと思ってわがまま言わねぇから、あいつ」
確かに‥俺と付き合っていた時も、キスや手をつなぐのもほとんどが俺からだった。
「そういうことか。…未桜に悪いことしたのかな」
「お前のしたことなんか未桜は気にしねぇよ」
「どういうこと?」
「気づいてねぇのかよ。未桜といればわかるだろ。お前のことが好きだってことくらい。顔見てりゃ分かる。何年幼馴染やってきたんだと思ってんだよ、未桜…。俺は許してねぇからな。未桜のことを傷つけたこと、一生後悔してろよ」
未桜が俺を好き?そんなわけ‥あんな傷つけたのに。
「でも、俺は……」
「わかってんだろーな?未桜がどれだけ落ち込んでたか。珍しく俺にまで弱音はいて…。あんな未桜、見たことないってくらいによ‥」
唇を噛みしめてつぶやく黒崎。
「なんの話?」
「「っ!」」
俺の背後から未桜が声をかけてきた。
今の、聞かれてないか…?
「どしたの、先輩と涼ちゃん」
タオルで髪を拭きながら不思議そうに見つめてくる未桜。
私服姿を見るのが久しぶりで見惚れてたとは言えないけど…。
やっぱ黒崎も未桜のパジャマ姿とかには弱いんだな。ずっと黙ってる。
「そだ。天気予報見たんですけど、夜中くらいまで土砂降りらしいので今日は家に泊まっていったほうがいいですよ。先輩の家、真反対で遠いですし。もしかしたら台風が来るかもって言ってたので…」
二人きりじゃなくても、未桜の家に泊まる!?すごく黒崎から視線を感じる‥。
「だから―」
ダイニングの椅子に座って黒崎と向かい合わせになり、一通りの話を聞いた。
「なるほど。未桜は母子家庭だったんだな。俺、付き合ってたのにそんなこと全く知らなかった」
「フン。未桜が言わなかったんだろ?大切な人にほど嫌われたくないと思ってわがまま言わねぇから、あいつ」
確かに‥俺と付き合っていた時も、キスや手をつなぐのもほとんどが俺からだった。
「そういうことか。…未桜に悪いことしたのかな」
「お前のしたことなんか未桜は気にしねぇよ」
「どういうこと?」
「気づいてねぇのかよ。未桜といればわかるだろ。お前のことが好きだってことくらい。顔見てりゃ分かる。何年幼馴染やってきたんだと思ってんだよ、未桜…。俺は許してねぇからな。未桜のことを傷つけたこと、一生後悔してろよ」
未桜が俺を好き?そんなわけ‥あんな傷つけたのに。
「でも、俺は……」
「わかってんだろーな?未桜がどれだけ落ち込んでたか。珍しく俺にまで弱音はいて…。あんな未桜、見たことないってくらいによ‥」
唇を噛みしめてつぶやく黒崎。
「なんの話?」
「「っ!」」
俺の背後から未桜が声をかけてきた。
今の、聞かれてないか…?
「どしたの、先輩と涼ちゃん」
タオルで髪を拭きながら不思議そうに見つめてくる未桜。
私服姿を見るのが久しぶりで見惚れてたとは言えないけど…。
やっぱ黒崎も未桜のパジャマ姿とかには弱いんだな。ずっと黙ってる。
「そだ。天気予報見たんですけど、夜中くらいまで土砂降りらしいので今日は家に泊まっていったほうがいいですよ。先輩の家、真反対で遠いですし。もしかしたら台風が来るかもって言ってたので…」
二人きりじゃなくても、未桜の家に泊まる!?すごく黒崎から視線を感じる‥。
