誰のことだ?
俺が首をかしげると、顔を赤くして少し焦りながらも訂正してくれた。
「先輩の…す、好きな子って…」
あー…好きな子の話してたのか。桜叶は俺の好きな子、なんで気になるんだろ。
「そうだな…我慢ばっかりしてて、傷つきやすくて、負けず嫌いなところもあるけど…誰よりも笑顔が可愛くて、困ってる人を放っておけなくて、努力家な子だよ」
好きな子の前でその子の好きなところを言うのって恥ずかしいな…。
桜叶は自分のことだって全然気づいてないみたいだけど‥。
「…。すごく良い子じゃないですかっ。が、頑張ってください!応援してますっ」
無邪気に笑う桜叶を見ると、本当に応援してくれていることがわかっているから余計に胸にくる。
誰が好んで好きな子に恋の応援されたいんだよ…。
「ありがとね。送ってこうか?家まで」
「いえっ。先輩の家は反対ですよね?ただでさえ暗いのに悪いです。私は近いので心配しないでください…!」
「そう?じゃあ気を付けて。じゃあね」
「さようならっ」
校門で、俺に手を振ってからすぐ駆け足で反対方向に行った。
そういえば‥幼馴染と家が隣同士だって、前に言ってたな…。
桜叶は好きな人、いるのか?もし、黒崎っていう幼馴染だったら…?俺に振られて慰められているうちに好きになったこともあり得る…。
「何してんだ」
桜叶の走って行った方向を見つめていると、後ろから低い声がした。
ま、振り返らなくてもわかる。黒崎だ。
「よっ。桜叶ならもう帰ったよ」
嘘っぽいスマイルを黒崎に向けると、眉間にしわを寄せて睨まれた。
「ぁあ?なんで知ってんだよ……。まさか」
ようやくわかった?黒崎が桜叶のことを好きなのは知ってるんだよ?
油断するわけ、ないじゃんね。
「ちっ…。てか、今日部活休んだだろ。バスケ部、部長がいなくてどうすんだよ。…俺は陸上部だから関係ねぇけど。三年は部活できんの残り少ない時間なんだぞ?」
俺が首をかしげると、顔を赤くして少し焦りながらも訂正してくれた。
「先輩の…す、好きな子って…」
あー…好きな子の話してたのか。桜叶は俺の好きな子、なんで気になるんだろ。
「そうだな…我慢ばっかりしてて、傷つきやすくて、負けず嫌いなところもあるけど…誰よりも笑顔が可愛くて、困ってる人を放っておけなくて、努力家な子だよ」
好きな子の前でその子の好きなところを言うのって恥ずかしいな…。
桜叶は自分のことだって全然気づいてないみたいだけど‥。
「…。すごく良い子じゃないですかっ。が、頑張ってください!応援してますっ」
無邪気に笑う桜叶を見ると、本当に応援してくれていることがわかっているから余計に胸にくる。
誰が好んで好きな子に恋の応援されたいんだよ…。
「ありがとね。送ってこうか?家まで」
「いえっ。先輩の家は反対ですよね?ただでさえ暗いのに悪いです。私は近いので心配しないでください…!」
「そう?じゃあ気を付けて。じゃあね」
「さようならっ」
校門で、俺に手を振ってからすぐ駆け足で反対方向に行った。
そういえば‥幼馴染と家が隣同士だって、前に言ってたな…。
桜叶は好きな人、いるのか?もし、黒崎っていう幼馴染だったら…?俺に振られて慰められているうちに好きになったこともあり得る…。
「何してんだ」
桜叶の走って行った方向を見つめていると、後ろから低い声がした。
ま、振り返らなくてもわかる。黒崎だ。
「よっ。桜叶ならもう帰ったよ」
嘘っぽいスマイルを黒崎に向けると、眉間にしわを寄せて睨まれた。
「ぁあ?なんで知ってんだよ……。まさか」
ようやくわかった?黒崎が桜叶のことを好きなのは知ってるんだよ?
油断するわけ、ないじゃんね。
「ちっ…。てか、今日部活休んだだろ。バスケ部、部長がいなくてどうすんだよ。…俺は陸上部だから関係ねぇけど。三年は部活できんの残り少ない時間なんだぞ?」

