もう一回言って

涼ちゃんと顔を合わせて大笑いし、それから…目を閉じた。

息をのむ音がした後、すぐに唇が温かく甘いもので包み込まれる。

「ン…ッ」

もっ、と…。

今日の私は、いつもより変だ。
涼ちゃんと離れたくない気持ちでいっぱい。

「好き…」
息継ぎの間に言うと、涼ちゃんの手が止まった。
「俺も、好き」
しっかり聞こえた。

ここで、練習してきたあれを…!

涼ちゃんの首に回していた私の手が、かすかに震える。



















「涼太、キス……もっと」


”涼太”、と名前だけ言うつもりが、キスもっと。なんて恥ずかしいこと求めてしまった。