1日限定の恋人〜一夜を共にした相手は昔好きだった同級生のCEOでした〜

 「今までは俺も仕事で忙しかったからな‼︎後は別に行くのもだるかったし…今回は吉田に誘われたのと、葉月に会いたくて⁉︎」
 
 えっ⁈

 いきなりの悠人の発言に驚いてしまう…
 
 「な、何言ってんの⁈冗談言わないでよ」 
 突然言われて動揺を隠せない私は、行動がおかしくしどろもどろになってしまう…
 
 昨日から悠人は素直になったり、動揺させる様な事を言ってみたり…
 私を惑わす様な事ばかりだ…

 「本当にコロコロ表情が変わって面白いな…冗談じゃないって言ったらどうする⁇」

 えっ‼︎それって…⁈
 綺麗な色気すら感じる顔で言われて私は困惑した…
 
 「ハハハ⁉︎冗談だ‼︎葉月は真面目だから、揶揄うと面白いな⁈」
 悠人は笑って私の反応を見て喜んでいる⁉︎
 
 「もう…揶揄わないでよ」
 私は悠人から顔を逸らして赤くなった…

 「着いた‼︎降りよう」

 着いた場所は都心の隠れ家的なお洒落なパーティー会場だった…

 悠人に買って貰ったドレス、キラキラゴールドに光るハイヒールの靴、ダイヤのあしらったネックレスを身に付けた私はまるでお姫様の様だ…

 ヘアースタイルも素敵にセットして貰った私は普段はあまり洗う以外に手入れしていない肩下の茶色いロングの髪を素敵にセットしてもらい、結婚式の様だと1人顔が赤くなってしまった…

 私は今日限りの偽物のお姫様なのに、まるで自分が本物のお姫様になったような錯覚をしてしまう…

 複雑な思いも入り混じり、私は本当に自分がこんなお姫様の様な格好をしていいのかと複雑な気分になった…

煌びやかな衣装を纏った私は悠人の前に姿を現した…