1日限定の恋人〜一夜を共にした相手は昔好きだった同級生のCEOでした〜

 「帰ろうか…」
 長いキスの後一頻り海を見て海辺のデートを堪能した私達はパーティーの会場に移動する為に車を走らせた…

 車の中で終始無言の私達は少し気まずい…
 さっき海でキスした事も、今だけ魔法にかけられているシンデレラのようだ…
 
 解けない魔法はない…
 私達は今日が終わったら何事もなかった様に他人に戻るのだ…
 考えると暗くなってしまい落ち込みそうになってしまう…
 
「と、ところで、何で悠人は同窓会に参加したの⁇」

 気まずい雰囲気に耐えられなかった私は苦し紛れに言葉を発した‼︎

 「悠人ってあんまり同窓会とか参加しなそうだったから…」
 
 昔の悠人は同窓会とか、飲み会とか、人の集まる場所に自分からあまり参加しないイメージだった‼︎

 大学を卒業してからも、クラスで集まろうという飲み会は度々あったけど、悠人が参加したことは一度もなかった…

私も仕事で忙しくて参加したりしなかったりだけど、度々開催されていた飲み会には、悠人は全く参加せず、今回の同窓会で参加したのがレアなくらいだった…

 なのに今回の同窓会にはどうして参加したんだろう⁇

 私は疑問に思わずにはいらなかった…