偽カノ始めたら、彼の本気が止まらない件

いい加減、めんどくさい日々が終わらないかなと私はため息をつくばかり。



「栗原さん。ちゃんと返却期限守ったよ」


数日後の放課後。

当番で図書室のカウンターにいたら、先日借りた本を手にしてキラキラ君が現れた。


「はい」


返事をして差し出された本を受け取り、淡々と返却業務をこなす。


「確かに返却されました。もう大丈夫です」

「ね、当番って二人じゃないの?相方は?」

「利用者があまりいないんで、部活に行ってます」


キラキラ君からの質問に顔も上げずに淡々と答える私。

私はどこの部にも所属していないけれど、同じ当番の子はバドミントン部に所属していて、大会が近いからと部活に出ている。

実際、今だって私以外にはキラキラ君しか図書室にいないし、人気のない告白場所になっても仕方がない部分はあるかも。