偽カノ始めたら、彼の本気が止まらない件

「……えっ?」


今、私の事を好きって言った?

突然の事で、状況がつかめず、私はフリーズする。

横川が、私の事を好き……そんな、嘘でしょ?!

頭の中が混乱して色々な単語や思いがグルグルと回る。

心臓がバクバクと大きな音を立て始める。

実は、私も横川の事が好きだったって答えないと……!

まさか、両想いだったなんて思いもしなかった。

だって、横川は明るくてどこいってもムードメーカーで、誰からも好かれる人だったから。

文化祭実行委員でもみんなをまとめて、委員長として率先して動いてくれて。

みんな割り振られた仕事を嫌な顔ひとつせず、愚痴すらも出ず、終始、いい雰囲気で文化祭の準備を進める事ができた。

それも横川のおかげだと思うし。

おかげで中学最後の文化祭は大盛り上がりで、大成功で終える事ができたと思う。