近くに漂ってきたハンバーグを箸で掴み、チェシャ猫に見えるところに持っていく。
「いいのかい?」
「うん」
「じゃあ、いただきます」
そう言うとチェシャ猫は箸を持った私の手首を掴み、引き寄せた。チェシャ猫はそのまま、ハンバーグを口に含む。
「うん。美味しいよ」
心臓がドキンと跳ねる。まただ。ドキドキして、胸の奥が、顔が熱い。
「ん? アリス? どうしたの?」
顔を覗き込まれ、余計に心臓の鼓動が速くなる。自分でも赤面しているのが分かった。
「ななななな、なんでもないよ!」
「そう? でも顔が赤いよ?」
「だぁぁぁぁぁぁ! うぜぇぇ!」
突然仕立て屋は叫びだし、私達の皿の料理まで食べ始める。
「ああっ! それ私のお肉ー! 楽しみにとっといたのに!」
「うるへー! いちゃいちゃしやがって! こうなりゃやけ食いだっ!」
「仕立て屋にはもう渡さないさ!」
チェシャ猫も身を乗り出して料理の取り合いになった。
「お肉……私のお肉が……」
「アリスのトマト貰いっ!」
「えっ!」
素早くトマトを持って行かれ、その早業に唖然としてしまう。あの速さには敵いそうにないから、とりあえず今皿にある料理を守ろう。
「仕立て屋。顔、面白い事になっているよ」
料理を頬張り過ぎて頬が膨らんでいるにも関わらず、仕立て屋は料理を詰め込んでいく。
「わらふにゃよ! ありふ!」
「ぷっ。だって、あははっ!」
笑う私を睨みながら、頬に詰め込んだ料理を飲み込む仕立て屋。一気に飲み込んだせいで喉をつまらせかけて、慌てたのは、その数秒後だった。
「いいのかい?」
「うん」
「じゃあ、いただきます」
そう言うとチェシャ猫は箸を持った私の手首を掴み、引き寄せた。チェシャ猫はそのまま、ハンバーグを口に含む。
「うん。美味しいよ」
心臓がドキンと跳ねる。まただ。ドキドキして、胸の奥が、顔が熱い。
「ん? アリス? どうしたの?」
顔を覗き込まれ、余計に心臓の鼓動が速くなる。自分でも赤面しているのが分かった。
「ななななな、なんでもないよ!」
「そう? でも顔が赤いよ?」
「だぁぁぁぁぁぁ! うぜぇぇ!」
突然仕立て屋は叫びだし、私達の皿の料理まで食べ始める。
「ああっ! それ私のお肉ー! 楽しみにとっといたのに!」
「うるへー! いちゃいちゃしやがって! こうなりゃやけ食いだっ!」
「仕立て屋にはもう渡さないさ!」
チェシャ猫も身を乗り出して料理の取り合いになった。
「お肉……私のお肉が……」
「アリスのトマト貰いっ!」
「えっ!」
素早くトマトを持って行かれ、その早業に唖然としてしまう。あの速さには敵いそうにないから、とりあえず今皿にある料理を守ろう。
「仕立て屋。顔、面白い事になっているよ」
料理を頬張り過ぎて頬が膨らんでいるにも関わらず、仕立て屋は料理を詰め込んでいく。
「わらふにゃよ! ありふ!」
「ぷっ。だって、あははっ!」
笑う私を睨みながら、頬に詰め込んだ料理を飲み込む仕立て屋。一気に飲み込んだせいで喉をつまらせかけて、慌てたのは、その数秒後だった。

