「……さつきさん、なぜここに? ここは僕専用の特別な支度室のはずだけど」
「マサミ先生からの指示で特別に鍵をもらいました。取り急ぎ西尾さんに伝えたいことがあって」
び、と視線を刺されてびくりと縮む。
ひ。い、石になりそう。だけどそれは『なりそう』ではなくて本当にわたしをパキン、と石化させる内容だった。
「この京都合宿後、西尾さんには茶道部を退部していただきます。マサミ先生と相談した結果、あなたの存在は部にとって著しく悪影響を及ぼしていることがわかりました」
「さつきさん、なにを言ってる」
「決定事項を述べているだけ」
龍崎先輩を睨んでさつき先輩はピシャリと返した。
「抗議は一切受け付けません、とのことです。希望するなら保護者の方に今すぐ迎えに来てもらってもよいそうです」
返事はなにも出来なかった。だって、石化していたから。瞬きも、息すらもできないほど。
「マサミ先生からの指示で特別に鍵をもらいました。取り急ぎ西尾さんに伝えたいことがあって」
び、と視線を刺されてびくりと縮む。
ひ。い、石になりそう。だけどそれは『なりそう』ではなくて本当にわたしをパキン、と石化させる内容だった。
「この京都合宿後、西尾さんには茶道部を退部していただきます。マサミ先生と相談した結果、あなたの存在は部にとって著しく悪影響を及ぼしていることがわかりました」
「さつきさん、なにを言ってる」
「決定事項を述べているだけ」
龍崎先輩を睨んでさつき先輩はピシャリと返した。
「抗議は一切受け付けません、とのことです。希望するなら保護者の方に今すぐ迎えに来てもらってもよいそうです」
返事はなにも出来なかった。だって、石化していたから。瞬きも、息すらもできないほど。
