「お姉ちゃん、お菊ちゃんの彼女なん?」
「ひ!? まさか!」
無邪気な質問に慌てて返す。先輩は「ふ」と小さく笑うだけだった。
「彩音嬢、いつから気づいていたの?」
先輩に訊ねられて彩音嬢……ってことは彩音ちゃん、か。彩音ちゃんは「去年やな」と答えた。
「じぃじと、お菊ちゃんのお母さんが話すん聞いてしもたんよ。それにお菊ちゃん、パッと見はほっそいけど背も大きいし触ると身体ムキムキやもん、さすがにわかるわ」
「それで今年はハチャメチャに試してきたわけか」
苦笑する先輩に彩音ちゃんは「そ」と笑顔で返した。
聞けばわざと足を踏んでみたり、つねったり、くすぐったりしてなんとか声を出させようとしてきたらしい。
そのくらいならまだかわいかったけど、しまいには屋敷から逃げ出して「捕まえてみ」と全力疾走したんだって。
……うわあ、なかなかのお転婆お嬢様だねぇ。
「どないしたら『男』さらすかな、って。せやから今年はめえーっちゃ楽しかったわ」
「イケズだな」
「んふふ」
「……あの」
なんとなく訊ねられそうな雰囲気だったから思い切って発言してみた。
「ひ!? まさか!」
無邪気な質問に慌てて返す。先輩は「ふ」と小さく笑うだけだった。
「彩音嬢、いつから気づいていたの?」
先輩に訊ねられて彩音嬢……ってことは彩音ちゃん、か。彩音ちゃんは「去年やな」と答えた。
「じぃじと、お菊ちゃんのお母さんが話すん聞いてしもたんよ。それにお菊ちゃん、パッと見はほっそいけど背も大きいし触ると身体ムキムキやもん、さすがにわかるわ」
「それで今年はハチャメチャに試してきたわけか」
苦笑する先輩に彩音ちゃんは「そ」と笑顔で返した。
聞けばわざと足を踏んでみたり、つねったり、くすぐったりしてなんとか声を出させようとしてきたらしい。
そのくらいならまだかわいかったけど、しまいには屋敷から逃げ出して「捕まえてみ」と全力疾走したんだって。
……うわあ、なかなかのお転婆お嬢様だねぇ。
「どないしたら『男』さらすかな、って。せやから今年はめえーっちゃ楽しかったわ」
「イケズだな」
「んふふ」
「……あの」
なんとなく訊ねられそうな雰囲気だったから思い切って発言してみた。
