「とにかく! このことは諸先輩方にも報告させていただきます。厳正なる審議のうえ、あなたの処遇は決まるでしょう」
「だから、ちがうのにぃ……」
お次は10分遅刻してきたご立腹のマヨだった。いや、すっぽかしたことは謝るけど。
「いないから。家まで行ったら『とっくに出た』って言われるし。で、学校ついたらこの騒ぎじゃん? なに。スズも龍崎先輩狙いだったの? 言わないでこういう抜け駆けとか、ちょっと悲しいんだが」
目が。目が血走ってます、マヨさんっ!
「ひいいい! ぜんっぜんちがうからっ! ぜんっぜんちがうから落ち着いて? 一個ずつ、一個ずつ話すから。ね、信じて。信じてようううう」
もはや泣く勢いで縋り付くと、マヨは「んん」と唸るように答えて「わかった」と渋々応じてくれた。ほぅ……。
それからもほかの学年の女子生徒に睨まれたり、なぜか担任や生活指導の先生に立て続けに呼び出されたりと午前中だけでわたしはもうへとへとになった。
風が吹いたらたぶんひらひら~と飛んで行ってしまいそうだよ。
ああ。そうだね。飛んで行きたいかも。どこまでも遠くの、遥か異国の地まで。
ああ〜れえ~。ウェア、イズ、ヒアー?
「だから、ちがうのにぃ……」
お次は10分遅刻してきたご立腹のマヨだった。いや、すっぽかしたことは謝るけど。
「いないから。家まで行ったら『とっくに出た』って言われるし。で、学校ついたらこの騒ぎじゃん? なに。スズも龍崎先輩狙いだったの? 言わないでこういう抜け駆けとか、ちょっと悲しいんだが」
目が。目が血走ってます、マヨさんっ!
「ひいいい! ぜんっぜんちがうからっ! ぜんっぜんちがうから落ち着いて? 一個ずつ、一個ずつ話すから。ね、信じて。信じてようううう」
もはや泣く勢いで縋り付くと、マヨは「んん」と唸るように答えて「わかった」と渋々応じてくれた。ほぅ……。
それからもほかの学年の女子生徒に睨まれたり、なぜか担任や生活指導の先生に立て続けに呼び出されたりと午前中だけでわたしはもうへとへとになった。
風が吹いたらたぶんひらひら~と飛んで行ってしまいそうだよ。
ああ。そうだね。飛んで行きたいかも。どこまでも遠くの、遥か異国の地まで。
ああ〜れえ~。ウェア、イズ、ヒアー?
