「レイヴァール、キッチン・・
料理つくる部屋はどこ?」
「あ、ああ。こっち。」
あたしの腕を掴んだまま歩き出す
レイヴァールの後を追う。
左手を引き寄せると
レグザールもそれに続いた。
「レイヴァールの食事って
人と同じなの?」
「基本そうだね。
まぁ何年も食べなくても
大丈夫だけど。」
「ええ?! 」
「竜は自然界から
エネルギーをもらってる。
食べても食べなくても
問題ないんだ。」
「へぇぇ~すごいなぁ。
あたしなんて1日食べないだけで
倒れる自信あるよ。」
「どんだけ食い意地はってんだよ。」