「大丈夫でございますか ユウミ様?」 額に手をあててため息をつく あたしを見て アリスちゃんは勘違い。 「具合悪いわけじゃないから 心配しないで。」 緊張させないようにと微笑む。 なんせあたしはこの世界で ものすごい珍獣らしいし。 第一印象くらいよくしとかねば。