「レグザール様、おはよう!」



「今日も体術教えてくれ!」



後から入ってきたレグザールにも

子供たちが群がる。



「ああ。行くぞ。」



「わ~い♪」



カルガモの親子よろしく

レグザールの後にくっ付いて

中庭に消えてゆく男の子たち。



少し前までは

考えられなかった光景に

思わず笑んでしまう。