「ユウミ! 屋根がある場所に行くぞ。」 「うん・・ちょっと待って。」 レグザールに 腕を引っ張られながらも 必死に目を凝らして 周囲を見渡した。 いた! あの子だ。 今日は市場での仕事は お休みなのかな。 昼食の買出しらしき品々を 胸に抱えなおし走り出そうと しているところだった。