あたしの置かれている状況が 特殊だから。 すごく心配してくれてるのは 重々承知してる。 してるけど急なことすぎて 連れてく暇がなかったんだよ~! と心の中で叫んでみても後の祭り。 「もう1人で突っ走らないよ~(涙) 許してよぉ~~。」 背中にがばりと抱きつくと 確信犯のあたしが驚くくらい ビクッとする大きな体。